阪神電気鉄道への乗り入れ区間拡大に伴う直通特急運行に合わせて登場した車両です。
車体は5000系最終増備車に準じておりますが、シート配列が変更されたのを始め、側面表示装置が
LED表示に変更になったり、車内案内表示装置や扉開閉予告ブザーが取り付けられました。
制御装置はIGBT素子を用いた2レベルですが、採用メーカーが希少な富士電機製となっており、
民鉄では現在、唯一の存在となっています。
(JRは207系900番台の一部と209系910番台などで採用)
直通特急のさらなる増発で5000系に組み込まれた車両では、5030系オール編成とは座席配列の
違いや、側面表示装置の幕式化、車内案内表示装置が準備工事に止まるなどの違いがあります。 |