阪神電気鉄道・5500系
VVVFインバータ素子
GTOサイリスタ
制動装置
電気指令ブレーキ
阪神・淡路大震災で被災した代替車両として登場したVVVFインバータ制御の車両です。

基本デザインは8000系を踏襲した形となりましたが、前面はブラックフェイスとなり、標識灯は阪神では
初めてLED表示を採用しています。
制御装置は、阪神では初めてのVVVFインバータ制御装置となり、制動装置は電気指令ブレーキ装置を
採用しています。
台車も、従来の空気バネ台車から、モノリング式ボルスタレス台車を初めて採用しています。
冷房装置も容量をアップさせたことにより、8000系の1両/4基から、1両/2基に変更されました。
本形式は、高加減速を必要とする普通専用車なことから、全電動車となっています。
更に、本形式から外装も変更されました。

最初の2編成は阪神・淡路大震災の代替車両として、それ以降はダイヤ改正に伴う増備や、
旧ジェットカーの置き換えが目的で登場しており、現在は最大勢力(普通車では)となっています。
伝法  千鳥橋(737KB)
【阪神電気鉄道・5500系−車両説明】